MATビハイクル(MAZDA COSMO)1/18 ダイキャストミニカー・MATミニチュア兵器付き
投稿者:怪獣三昧 作成日:2022/10/19 00:18 |
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説明:
「M・A・T マット とは、モンスター・アタック・チームの略称である。」
タイトルが怪獣総進撃!で、監督が本多猪四郎、しかものっけから怪獣が三体(最初は二体)も出て、...いやがうえにも期待感は強まる帰りマン第一話である。しかしどうして初代のときは「マグマ大使」にスタートを1週抜かされ、今回の帰りマンもマグマ大使のビープロという同じ制作会社の「宇宙猿人ゴリ」に抜かされたのだろうか?
で、地球を守る防衛部隊=◎◎戦闘隊や◎◎救援隊ではなくて、「MAT」。で、冒頭にすぐあの令和の現在までも続く鉄板メロディ=「ワンダバ」のBGMが流れ、怪獣頻出建造物:勝鬨橋へ急行するマットアロー!これは期待しまくるしかない、と幼心に思ったものだった。あの奇才=庵野監督もそういう世代だったんだなぁとつくづく思う。
今回のこの1/18マットビハイクルのダイキャストモデル、今までで最高の出来で、 しかもNo.6=郷隊員のヘルメットやマットシュートが置いてある芸の細かさ。で、MAT兵器は銀+赤なのに、白+赤ラインという一線を画した塗装。しかも2人で精いっぱいの車内の「せまさ」。あの広いアメ車のポインターとはえらい違いだ。
ポインターと言えば、かのアメ車シボレーインペリアル(インパラ)を成田亨デザインを元に魔改造して出来たSF界の名車であるが、このマットビハイクルは、ロータリーエンジン搭載のマツダコスモスポーツに彩色しただけというから驚いた!こんな(当時)前衛的なクルマが市販車で売ってるのか?街にゴロゴロこんなシルエットのクルマが走っているのか?!と後年スッタマゲました。
このマットビハイクル、前述しましたが写真のとおり実によく出来ております。1/18という大きさも適度で、ホントにワンダバが聞こえてきそうな雰囲気です。ポインターとマットビハイクルが防衛隊車のワンツーフィニッシュで、他のウルトラシリーズのクルマは登場怪獣と同様、だんだんと陳腐化していくのが実に残念...しかしこのシリーズでウルフ777も立体化!してます(ウルフ777のホンモノ=1/18のダイキャスト模型を見てごらんなさい。別の意味で衝撃ですから)。
前述した庵野監督が帰ってきたウルトラマンを美大時代に実演してDAICON FIRMに出し、後年自身のアニメでこのマットビハイクル、じゃなくってマツダコスモスポーツを登場させたのも納得ですね。
あと釈迦に説法ですが、「マットビハイクル=マットビークル」を某円谷スタッフが日本語読み(誤訳)した結果だ、ということを最後に付け加えて蛇足?と致します。
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