飲酒運転?疾走するダブル「木乃伊(ミイラ)」関連キャラ(=アルコール試飲中)あのシャガレ声を発しながら走ったら、これが本当の「ミイラの叫び」!
投稿者:怪獣三昧 作成日:2022/02/13 21:54 |
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はじめに…
こんなパロディ満載のシーンはございません。第一、騎手?のミイラ人間は等身大ですんで、馬役のドドンゴよりも相当に!小さいですから。至極当たり前ですが。
まず、ドドンゴについては、麒麟(きりん)の怪獣…ってか、モロ=キリン丸出しのフォルムでしょう。麒麟=神獣・聖獣ですからね、かの「玄武・青龍・白虎・朱雀」の「東西南北・四聖獣」と同じレベルの。そんな清い、尊い神の使いが、ミイラ人間の手下(=「眷属(けんぞく)」...詳細はのちほど)…当時の円谷プロはどえらい事を考えましたね(= 一説によると、ミイラ怪獣は、手足が骨っぽく製作されたが、どういう経緯か、ソレはガバドンB-Typeになり=だからガバドンB-Typeの手足は骨丸出し:で、本来のミイラ怪獣ドドンゴは、なぜか麒麟をモチーフにしたモノになった、とか)。
さて、このエピソード、前半はホラー一色!後半はダイナミックなヒーロー対怪獣の戦闘シーン満載な逸品モノでしょう。まず最初にある採掘現場からから、とんでもなく恐ろしい(サルのような悪魔のような...)形相のミイラが発掘される。その現場の壁画には、ナンやらデかい聖獣のような壁画も描かれていて(…コレが後にドドンゴ登場の布石となる。) で、一時保管センターに移送されたミイラ人間だったが、その深夜に、なぜかひとりでに高圧電流のスイッチが入り(霊現象?)、それに感電し、蘇ったミイラ人間は起き上がり、驚く警備員らを目から出る怪光線で襲い、徘徊する(このシーン=ミイラ人間の両の目がランランと光っていて、凄まじくコワい!)
「これが●万年前の人類の祖先の姿か…」と、ミイラ発見時にアラシ隊員が言ってましたが、コレ=絶対に違いますよ、だって怪光線を目から出す祖先なんて、絶対に人間なんかじゃないから。で、出動した科特隊は、ミイラ人間を警備員や警察とともにある袋小路のビル?浄水所?に囲い込む。どうやらミイラ人間は、自身が発掘された元の採掘現場に戻るべく徘徊している様子。ここで警備員や警察官がミイラ人間の怪光線でやられまくる。仕方ない、トドメを刺さざるを得ないと判断したアラシ隊員の伝家の宝刀=スパイダーショットが火を噴く!(=完全にオーバーキル!)コレにかなり耐えていたミイラ人間だったが、ついに力尽き、死の寸前に天に向かって断末魔の叫び!悲しき咆哮がこだまする…
すると、ミイラ発掘のまさにその場所から、神獣にも似た四つ足の黄金色と緑青色に輝く麒麟然としたミイラ怪獣ドドンゴが現れた。ドドンゴはミイラ人間が発掘された洞窟の奥深くに眠っていたが、文字通り「ミイラの叫び」を聴き、地上に出現。恐らくドドンゴ=ミイラ人間の「眷属(けんぞく=意味はググってください)」みたいな存在だったのだろうか?眼からはミイラ人間と全く同じ怪光線を出し、暴れまわるドドンゴ。イデ隊員発明のバリアーマシンで装備したアラシ隊員がドドンゴの片目を潰すが、ドドンゴの暴れっぷりに周囲の岩が落石→アラシ負傷(バリアーがあるのに何で?)。ここでわれらのウルトラマン登場。ドドンゴを文字通り「馬乗り」じゃなくって「麒麟乗り」状態にしたり(=ドドンゴ演者さん大変!)、もう一方の目を潰したりと、かなりのワンサイドな展開に。で、最後はスペシウム光線でついに倒れ、足を痙攣(ケイレン)させながら昇天するドドンゴ。結局、人間のエゴで2匹とも亡くなってしまったという、やや後味がわるいエンディング。
さて、(前述いたしましたが)今回のこの組み合わせは、このエピソードの主役2人(?)を、馬と騎手に見立てて再現したモノで、ドドンゴの30cmモノは、古くはかのVolksのオリエントヒーローシリーズ=仕事師村田御大原型の伝説の逸品!が まず存在し(シリーズ中で最高傑作の呼び声が高い!)その後に続くのが アトラゴンG.Kの宮崎氏(故人=残念です)原型のヤツ=電飾加工が可能という凄いシロモノがあり…最近ではアス工房浅川氏の35cmサイズのドドンゴ=予約完売品!が存在する=すべてレジンキャストキットで、出来上がりはそれぞれ「これぞまさにドドンゴ!」たる風格を持つ逸品群である。
で、今回のコレは、エクスプラスのジャイアントシリーズソフビ製のドドンゴで、メチャクチャ出来がよく、まるで上記キャストキットをソフビ化したかのような「いい仕事」の作品であり、さらにのドドンゴの麒麟様色彩が塗装済み。これが数多のキャストキットに比し、一番の魅力であろう。当初、キャストキットではないから、Volks村田・Atragon宮崎・アス工房浅川各氏のドドンゴではディテールには完全に負けてしまっているであろう…という先入観を持って買い控えていたが、ある日ショップにてホンモノを見て衝動買いをしてしまった逸品である(その後、とある事情で金欠になったため、Volks村田・Atragon宮崎のドドンゴの数体ずつ持っていたオタカラは、すべて!適価にて他人に譲ってしまった)。
コレに乗馬?するミイラ人間の方は、パイロットエース(←ココも無くなった…)の30cmシリーズ絶版品で、ソフビ製ミイラ人間のこのサイズは他社では存在しない。他に傑作としては、「怪獣娯楽劇場」橋本氏の30cmスタンダードサイズキャストキット、あるいは「アス工房」浅川氏の35cmサイズキャストキットがある。どちらも怖すぎて、かつ高価すぎて手が出ない逸品(2品)。
このミイラ人間のおマタを思いっきり開き(だからソフビを選んだ)、むりやりドドンゴに載せると…あら不思議、けっこうお似合いの構図が出来上がる。こういう絵?は、怪獣ガレージキットファンは何故かやらない(ミイラ人間の両足の角度が若干くるしいが…)で、この作品?のキモは、2体とも飲酒しているところ。馬や牛は軽自動車とみなされるので、飲酒して乗った場合は、道路交通法違反に問われるが、そんなんこの2体にはカンケーない…って、なんで飲酒、それともビール缶なの?…もうお判りでしょう?キリ▼ビールを持たせたかったんですよ、麒麟だけにね。
しかし、いろんなリーメント(ミニチュア小物)のシリーズで、いろんなビール缶(1/6サイズ)をネット(オークション・フリマetc.)で探しても、キリ▼ではなく、ア▼ヒビールのソレしか無かったんです。だから、ツッコまれ覚悟で、ア▼ヒビールの缶を持ったミイラ人間が、麒麟様のドドンゴ(これもア▼ヒビール試飲中)に乗馬している…という こんな具合になった次第です。当方:怪獣三昧=怪獣をフツーにつくりたくないし、フツーにディスプレイしたくない派ですので、何卒御了承のほどを。
余談):ミイラの叫びが、あの有名な「 ゲォォ~...ヒュゥゥ~...」というシャガレ声なら、ミイラ怪獣ドドンゴの叫びは、あのゴジラと最初に戦った暴龍アンギラスの「早回し」音声です(チョ~ゥゥン~ ピャ~ォォン~ ニャ~ゥゥン~ と聞こえますが )。コレをもうちょっと遅くすると、「赤色火炎怪獣=あの赤いバニラ」の声となります。 ご参考まで。
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