南米地球連邦軍本部を死守せよ!機動戦士ガンダム第29話「ジャブローに散る!」RGM-79連邦軍量産型MSジム連隊
投稿者:RX-11-1 作成日:2023/01/08 14:21 |
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I.【ガンプラ】 > 機動戦士ガンダム( 1978・ファーストシリーズ ) > RGM-79 ジム
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ガンダムの当初はザクやグフなどのジオン軍のMSしか量産型はなかったが、ジャブロー編から登場するガンダムの量産廉価型のRGM-79 ジムとRB-79 ボールの2種のMSがジオンによって本編終了までとにかく破壊しつくされた印象を持つ。これほどに悲劇や哀愁のただようMS、これほどまでにやられメカに徹したMSはこの2機で決まりでしょう。もしかしたら1話当初からもう登場していたジオンのザクあたりにも負けそうな印象を持つ。そこで後付けとして現れたのが、ジムにも個性のある機体、改造されたMSが存在したとする設定でジャブロー戦ではさすがに時期が早すぎてまだ開発は無かったと思われるが今回はそんな隊長機と護衛するノーマルのジムがいたとしたらと過程して写真を挙げました。ちなみに隊長機ジムは某フリマで気に入って購入し自身でほんの少し改造を加えたものです。改造していないジムが多機いるとそれなりの見栄えがするが、改造されまくった隊長機が1機いるだけで画面がぐっと引きしまるのが解りました。ザクやジムのような両軍の量産型が戦闘をし勝利または敗北を繰り返すという設定にしたことで機動戦士ガンダムという作品が他のロボットヒーローものと一線を画すものとなったのは作品の持つ魅力としてはかなり大きなファクターであったと思われます。このあたりさすが富野監督です。ガンダム以前の勧善懲悪ロボット物には量産型敵ロボットなどはいっさい出ず毎週毎週新型の敵ロボットが主役ヒーローロボットと戦い戦闘のラストにヒーローロボットが高らかに叫ぶ名の技とともに放たれる一撃必殺技に無残にも四散し敗れるという従来のパターンなどとは全くことなる、いわゆる兵器による戦争 正義と悪との闘いで正義側を描き勝利によろこび時には葛藤するというパターンなどではなく、正義とそれとはまったく別の正義との両方の争いにおいてどちらにも大義や時にプライドがあるゆえに引くに引けない人間の心理や国家間の性が垣間見える様相をガンダム本放送の際にはすでに成しており、それだから戦車や戦闘機のように人間操縦兵器としての最低限の機能美だけを追求したかのような大河原氏デザインの量産型のザクやジムにぞっこんのガンダムファンが大勢いるのでしょう。ましてやそれを魔改造した今回のジム改などの自作ガンプラなどは自身で造れば造るほど磨けば磨くほどそれに対する想い入れは強くなることだと思います。なお27話に登場した北アイルランドのベルファストやオデッサの戦いでのオデッサは実在する地域の名前ですが、この南米ジャブローは企画当初ジャングリラという名前で本編ではジャブローに変わったという架空の土地名なんだそうです。
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