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夏休み アマガエルの想い出:カエル工房製作「二ホンアマガエル」全4種

投稿者:つくだに
作成日:2022/12/24 18:07

フォロワー:2人
カエル工房製作「二ホンアマガエル」全4種
「二ホンアマガエル」緑:グリーン
「二ホンアマガエル」緑:グリーン(横)
「二ホンアマガエル」青:ブルー
「二ホンアマガエル」青:ブルー(横)
「二ホンアマガエル」黄:イエロー
「二ホンアマガエル」黄:イエロー(横)
「二ホンアマガエル」灰:グレー
「二ホンアマガエル」灰:グレー(横)
達観した?4匹の「二ホンアマガエル」
カエル工房製作「二ホンアマガエル」全4種
「二ホンアマガエル」緑:グリーン
「二ホンアマガエル」緑:グリーン(横)
「二ホンアマガエル」青:ブルー
「二ホンアマガエル」青:ブルー(横)
「二ホンアマガエル」黄:イエロー
「二ホンアマガエル」黄:イエロー(横)
「二ホンアマガエル」灰:グレー
「二ホンアマガエル」灰:グレー(横)
達観した?4匹の「二ホンアマガエル」
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夏休み アマガエルの想い出:カエル工房製作「二ホンアマガエル」全4種

もう遠い昔 小学校低学年の夏休み、男のガキたちは膨大な宿題やら日記やらと日々戦いながら、田舎と称するパラダイスで長期間の合宿をしながら過ごすという経験をだれでも持っていたものだった。

田舎が海の近くなら、いとこ連中と海水浴をし、岩場から飛び込んで海水を思いっきり飲み込んでむせまくり、パラソルなど無しで日光浴をしオゾンホールなんて言葉とは無関係に真っ黒になっていたあの頃。

田舎が山の近くなら、セミ取りをしてミンミンゼミを狙い、アブラゼミなどは捨てて(逃がして)しまっていたあの頃。たまに朝早くおきて、畑の近くの楢の木にクワガタやカブトやタマムシがいたら それはそれはとてつもない戦利品に大喜びしたものだった。

で、田んぼや川沿いのあぜ道を歩いていると、草が一か所だけ妙に小さく揺れている。よく見ると、小さいミドリのカエルが草を伝って動いている。これがアマガエルだ。虫が取れないときは、それを代わりにとって虫カゴに入れていた。手でカラダを掴むとうるさいほど鳴くが逃げられないセミなどと異なり、カエルのヤツは手の中というか指の間から巧みに脱出を図ろうとする。だからとにかく握り潰さないように慎重にカゴに移して、簡易的に作った水槽に入れて飼っていた。

カエルを手でつかむなんて、あのころはセミをアミから出すくらい簡単なことだったのだが、成人してしばらく経ち、数十年ぶりにひょんなことから実際のアマガエルを間近で見たとき、手でつかむことを躊躇してしまった。あの小さい生命を自分の握力で潰すんではないかと なぜか思ってしまった自分に驚いた。大人になるってこと、時間が経つということは、こういう事を言うのかもしれない。

田んぼの草を揺らしながらアマガエルがチョコチョコと動くのを眼で追い、セミがやかましいほどあちこちの木々で鳴くのを聞き、海の潮の香りを身体いっぱいに吸い込み、海水のしょっぱさを嫌というほど味わい、磯の岩場にへばりついたフジツボで手の皮を切り、五感いっぱいに大自然を感じていたあの頃にもう二度と戻ることのできない、時間は万人に正確で平等で残酷なものなんだなぁと、このカエル工房が製作した「まるで達観したようなアマガエル」の姿を見ながらふと思ってしまった2022年の暮でした。

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