国会議事堂のすぐ脇を初代ゴジラが歩いたとき、当時の観客は喝采を送ったらしい…
投稿者:怪獣三昧 作成日:2022/10/11 19:35 |
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有名な建築物と怪獣との組み合わせは「初代ゴジラ~令和の現在」まで実に多岐にわたる。
東京タワーなら初代モスラやメカニコング、大阪城なら逆襲ゴジラ・アンギラス・ガメラ・バルゴン・ゴモラ、西海橋なら初代ラドン…福岡ドームなら平成ガメラ&平成ギャオス…という具合に。で、千代田区に鎮座する「国会議事堂」は、まだ東京タワーが立っていないとき、初代ゴジラに蹂躙された(…破壊はされなかった)が、その場面を見て、映画館で観ていた当時の観客は、政治の象徴をディスる初代ゴジラにヤンヤの喝采を送ったらしい、という伝説?が残っている。
さて、写真1,2,3、枚目は、「キングコング対ゴジラ」での物語中盤、キングコングを麻酔薬で眠らせ、そのスキに陸上自衛隊のバートルヘリ数機と特殊バルーンで富士山麓に運び、ゴジラ(=キンゴジ)と第2ラウンドを戦わせる…いわゆる「キングコング輸送作戦」の有名なショット。コング=40~45mとすると 約1/225、国会議事堂=ペーパークラフトで、大きさ=1/235、周りのメタル製自衛隊車両=CHQ製の1/285、バートルヘリは、チョコQのもので、縮尺は不明。コングの周りにあるバルーン袋=TAMIYAの土嚢(どのう)セット。また、黄色いバルーンは練習用のピンポン玉(オレンジは手に入るが、黄色は売っていない!)、バルーンを包むアミはキッチンの使い捨て生ごみ網...こうして全体(全景)を見渡して見ると、違和感が「まったくない」。(しかし、これだけの小物をイロイロ集めるのに、大変 苦労しまくりました!)。
4,5枚目は、区切りの映画=ゴジラファイナルウォーズの、ちょうど1作前=「ゴジラ・モスラ・機龍(メカゴジラ)東京SOS」での、機龍ゴジラ(胸キズあり=SOSゴジラ)と、3式機龍の国会議事堂での死闘の場面。このシーンで、国会議事堂はこの2頭のゴジラに粉々に粉砕される(特撮史上初!)。これを見ると、国会議事堂が、実はかなり大きな 背の高い建造物だ、ということが認識される。...現場はCGなどではなくミニチュア撮影だったので、この国会議事堂破壊シーンは一発撮り!スタッフ全員かなりの緊張のシーンだったらしい。
さて、6枚目は、平成VSシリーズでの「ゴジラVSモスラ」での、モスラ幼虫が国会議事堂に繭(マユ)をはるシーン=モスラは今はなきファルシオンの軟質ソフビ製モスラ(未組み立て状態)。モスラ=東京タワーに繭をはるのが有名だが、今回の平成版は、そのモスラのサイズがかなり小さいことが伺える(東京タワー=333mを、そのカラダの重さで半分にへし折る初代モスラ幼虫は、どんだけデカかったのか…)。
で、ここで皆さま ある疑問がおありでしょう…?
そう、なんで「初代ゴジラ、国会議事堂を闊歩す!」の場面がないのか!…を。
申し訳ございません。コレを撮影したとき、初代ゴジラの「ムービーモンスターシリーズ:17cmサイズ=約1/350 or 海洋堂あたりの20㎝サイズ=約1/250 が、ちょうど手元に「ございませんでした」!
ちなみにキャストキットでは、酒井ゆうじ造型工房製の20cmゴジラ+国会議事堂(の一部)が存在するが、今回の国会議事堂はペーパークラフト製で簡易型?とはいえ、フルサイズのデカさ。きっと初代ゴジラも堂々と闊歩でもスキップでも楽しく出来たことでしょう、嗚呼…
明日あたり「初ゴジ」どっかで買ってこようかなぁ...あ、この国会議事堂セットが某県に置きっぱなしだった...
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