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初代ゴジラ50cmビッグサイズ「特大解剖図=GADZILLA’S ANATOMY」

投稿者:怪獣三昧
作成日:2022/10/11 19:14

フォロワー:3人
「 大怪獣解剖図 」・初代ゴジラの図
尾骨のFIT感と腹の原子炉が見えますか?
後姿はごく普通。左は「水中酸素破壊剤」!
足元に注目。色んな海洋動物の骨があります
紅い筋肉はジャンクパーツのゴルザの流用
「 大怪獣解剖図 」・初代ゴジラの図
尾骨のFIT感と腹の原子炉が見えますか?
後姿はごく普通。左は「水中酸素破壊剤」!
足元に注目。色んな海洋動物の骨があります
紅い筋肉はジャンクパーツのゴルザの流用
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昔、よく大友画伯らが描いた「大怪獣解剖図」などが、少年マガジンとか、怪獣図鑑とか、怪獣ソノシートとかに載っていた古き良き時代…カネゴンはコインを振るい分ける臓器があったりとか、レッドキングにはスプリング心臓というキテレツな循環器を持っていて絶対に息切れ=しないとか、ギャオスの気道には音叉みたいなホネ?があって、それで超音波光線が出せるとか…まぁ当時の怪獣少年らには(完全に想像だけど)妙にリアルで夢?のある紙媒体情報だった。


しかし、その中で一番理解できなかったのが、「 怪獣王ゴジラ 」の解剖図であった。理由は、ゴジラ=原子力をエネルギーとしているので、体内に原子炉があって、それが作動して活動している…らしく、だから普通の生き物には絶対にありそうもない原子力袋だの、核エネルギー作動臓器などという、全く聞いたこともない奇々怪々なモノがゴジラの体内に数多くあったから。


さて、今回のこの「初代ゴジラ解剖図」ですが、コレは実際には販売されているモノではなく、もうおわかりでしょうが、2つのゴジラ・アイテムの「コンパチ=合わせ技」!であり、現時点でこの「初代ゴジラ解剖図」はコレ1個しか存在いたしません。


1:まずは、「 アートワークス製: 初代ゴジラ ~戯画 GIGA~ 50cm級ソフビ 」…コレは「初代ゴジラ」が 直立のポーズが、あたりまえの姿勢の中、かなり 「 身体全体にグイっとヒネリを加えていて、結果、躍動感のある新鮮な 」…という雰囲気の、新感覚造型「初代ゴジラ」で、かなり「初代ゴジラ」にしてはレアな生物感を醸し出している逸品。このアイテムを、どう料理しようかなぁ…と考えていたとき、偶然、以下↓のゴジラ・アイテムを見つけてしまいました!


2:それは、「YAMAKAWA造型部」が販売した、「初代 ゴジラ 骨格 正式名称:GODZILLA THE GHOST 」! コレ=50cm級で、ホネだけなのにすごい迫力!…ちょっとまてよ? 初代ゴジラは、新兵器=オキシジェン・デストロイヤーで、東京湾沖で 「 骨になって絶命した 」 んだっけ。だからこのアイテム=「YAMAKAWA造型部・初代 ゴジラ 骨格」が リリースされたのか…


ということは、上記の「 1:と 2: 」を組み合わせれば、上述した「 初代ゴジラの解剖図 」が造れるんじゃないか…?と思い、ならば文字通り肝心の 肝臓やら心臓やら肺やらのミニチュアや、例の原子炉臓器やら眼球=「 Doll’s EYE=日本名:ドールアイ 」やら、樹脂製の管(くだ)やら、もろもろを イロイロそろえていた…という状態だった、2014年?の年末あたりに、ちょうど自宅にいたのが、運の尽き!


その2014年末に、ある人物からスマホに「日曜日に、でっかいゴジラをイベント?講座?講義?に使いたいので、是非貸してほしい。」 との連絡があった。その当時は でっかいゴジラは、この改造前の 1:「 アートワークス製: 初代ゴジラ ~戯画 GIGA~ 50cm級ソフビ 」しか自宅になかった。それでいいから貸して。1日で返すから。 とのこと。 今日は金曜日の夜。で、使うのは日曜日の昼から~ らしい。


ここで、また「 怪獣三昧魂 」が 騒ぎ出した!


 「なら、ゴジラ解剖図なんかはどうだ?」 「ナンだ?ゴジラ解剖図って…?」 「半分、ゴジラがホネになっている、よく動物解剖図巻なんかにあるような、そんな50cm級のゴジラだ。」 「あ、それいいね、それでいいから貸してくれ。」


「O.K」…と快諾した…はいいが、現時点で、材料はそろっているが、まったく手をつけていない。しかももうすぐ土曜日になるという夜中。で、土曜日=1日まるまる24時間?を使って、この「 解剖ゴジラ 」を 造り上げ、翌=日曜日の朝に手渡す…これってはたして可能なのか?…と考える間もなく、手が先に動いた。


まず頭部から…1:アートワークスの ~戯画 GIGA~ ゴジラ の頭をタテ半分に切り、両方のメダマ部分をくりぬき ドルズ・アイを入れ、次に 2:ゴジラの頭蓋骨をはめ込むと…ナンとベストフィット!(写真をご覧ください。)また、舌=ベロは、エポキシパテをこねて、スパキュラで躍動感あるウネウネの形にととのえて 硬化するまで放置、その間に次の作業。


両手の部分は、右手=そのままゴジラの手、左手=ホネの手 とした。また頸部~胸部をくり抜き、管やら臓器めいたモノ(=コレは、安売りしていた昔のバンダイの小さい怪獣ソフビを、いわゆるジャンクパーツとして数多くストックしておいた)をつめこんで、肋骨(ろっこつ)でフタをした。このころに舌が硬化したのでまっ赤に塗って口腔内へ接着。


また手足の骨とか筋肉は、そのストックの怪獣のパーツを組み合わせて作成し、ホネの部分と組み合わせた。中には超獣ベロクロンのギザギザパーツもあります。腹部は、前述した「原子力ブクロ」を、たしかM-1号でもらったグリーンモンスの頭先をきって袋状にし、その中に 元々もっていた化学記号模型=サッカーボールみたいなオレンジ色のヤツ を詰め込んだ。これでゴジラの原子炉=中心が出来上がった。さらに、大腿の部分の赤くデカい筋肉は、主に上記のストックから、ゴルザの手足とかを赤く塗ったモノを組み合わせて、大腿骨とともに足に詰め込んだ。


また、シッポは半分に切り、ホネを入れると、なんやら怖いくらいピッタリすぎる!あと、右足の先は、半分ホネにするためにTAMIYAのメチャクチャ!デカい工作用のノコギリで切っていったが、一向に切れないどころか、TAMIYAのデカいノコギリの刃がかけ始めた!理由は、この「 アートワークス製: 初代ゴジラ ~戯画 GIGA~ 50cm級ソフビ 」…重石のかわりに、足先にセメント?を入れて重くしていた! そりゃTAMIYAのデッカいノコギリの刃なんかは、コンクリ=ほぼ石!なんかが相手じゃ カケちゃうって!一応は切り取って、足のホネを取り付けたが、TAMIYAノコギリ=完全にダメになったので、泣く泣く廃棄した。


また、塗装に関しては、組み立てている途中で、随時必要な箇所だけ行い、組み立てていった。これで背後からみると、フツーのノーマルなゴジラ(写真3枚目)クルリ一回転させると、あら不思議=解剖学の授業に出て来そうなゴジラの丸出しの中身!なお、写真3枚目で、てに持っているのは、初代ゴジラを骨にした、水中酸素破壊剤=オキシジェン・デストロイヤーの、ミニチュア(ミニゴジラ食玩のおまけ=よくできている)。さらに写真4枚目の解剖ゴジラの足元には、クジラやシャチ、イッカクやウミガメの骨格標本もそろってます(すべて某大手オークションサイトで手に入れた)。


コレを造るのに、まるまる24時間=休憩ナシの作業で、ムリヤリ仕上げた。好きなことは時間が早くすぎるし、まったく疲れないということを実感しまくった瞬間だった。で、(先述した)ある人物に渡し、そのあと=日曜日は疲れが一気にカラダをおそい、結局倒れてしまい→1日中寝ていた。 なおその講座?は、この「 ゴジラ解剖像 」のおかげで、まことにうまくいった!という報告をうけた(=オオ受けしたらしい…どんな講義だったんだ?)。


ここで衝撃の告白を…


この「 初代ゴジラ解剖図 」、一時期=金欠のため、某大手オークションサイトに出品し、みごとに「セリ落とされて」しまった。


後年、なんてもったいないことをしてしまったのか…と、大大大後悔し、
◆1:「アートワークス製: 初代ゴジラ~戯画 GIGA~」
◆2:「YAMAKAWA造型部・初代ゴジラ骨格GODZILLA THE GHOST」
この2品を新規で「 購入 」した。しかし、臓器その他のパーツは現在まったくないし、なにより、アレを24時間で仕上げられる気力・体力が、もう残っていないのが現状である(次回もし作成するときがあるなら、だれかプロのヒトに代わりに造ってもらおうかとも思っている今日この頃です)。


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